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SENSE 名古屋

Mr.Childrenライブレポート

2011年2月19日

待っていました、ライブツアー! 開幕公演の名古屋ガイシホールに行ってきました。チケットは自力で取れたんだけど、お友達も早い段階で取れたため総勢十名が集うことに! こんなことは滅多にないので、まずはみんなで個室ランチ。各自お土産を持参してくれてました。 私は手ぶらでごめんなさい…。

会場について、まずグッズを買いに並ぶ。通販での売り切れ事件により冷静になってしまった私は、欲しいのがパンフレットだけだと気付きパンフのみ購入。でも刺繍Tシャツ着てるの見たら、なかなか良かったですよ。Jenも着てたし。

ツアートラックは鑑賞用に一台飾られてました。お約束の1枚。

SENSEツアートラック

さて、いざ入場!

目に入ったのはステージを覆う大きな幕!アリーナクラスでこれは初めてですね。しかもセットは中世ヨーロッパ風? ディズニーランドのアトラクション風か。これにはメンバーがパーティーチューンな装いで登場するのではないか、Jenは鎧でも装備してるのでは、などと無駄な妄想をさせられました。

で、このセットで得したこと!始まる前にサウンドチェックをやってたのですが、ドラムがどうもJenっぽい…。叩き方がJenっぽいの。ドラムテックさんならいつもこんな派手に叩かないもの。
見えないので確信はもてませんが、こういう場合は信じた方が幸せになれるのです。周りのお客さんはもちろん平常心でしたが、私はひとり立ち上がって心躍る待ち時間だったのです。みなさん、油断禁物!Jenのサウンドチェックが聴けますぞ!
(その後の公演では聴けなかった模様)

それにしてもアリーナクラスって意外と小さいね。記憶がドームやフェスだったため嬉しい誤算でした。というわけで、今日はアリーナ20番代の列、右寄りのアングルから見たレポートをお送りします。
(※いつものことながら記憶曖昧なのでご了承下さい)

幕が開き、ステージ全体に映像が浮かびあがります。宙に浮かぶ階段とか家とか。ひとつのドアを開けて中に入って、階段を落ちていき、観客は始まりを早とちりして拍手。
仮面かぶった男の子がルービックキューブをいじっている。シャカシャカシャカと回してそろったところに「5」の文字。浮かんで消える。再びシャカシャカで4つの文?消える。またシャカシャカやって「3連譜」が出る。このへんの音がスーパーマーケットファンタジーに似てる。パターンが同じ。

最後の3連譜で3連のリズムが流れ始める。ステージにミスチルの影。思っていたより彼らが大きい!近く感じる。そしてJenさん! スクリーンが開き一曲目が始まる。

1.NOT FOUND

照明がつき、現れたJenさんは笑顔!なんというか本当に「楽しみにしてた!」「嬉しい!」という気持ちが表れた笑顔。それに加え、感覚をたしかめるような何かを探りつつのような初々しい表情!これは初めて見る表情かもなぁ。STD(って略すの?)のスタジオライブで1曲目が始まる直前に映る表情に近いかな。

Jenさんの本日の装いは、黒の6分丈くらいのVネックTシャツの上に、水色のコマみたいなオブジェが描かれた黒Tシャツ。両手に黒いリストバンド。黒?パンツ。ネックレスはついにメキシカンクロスが外されました!昨年、特注で作られたらしいシルバーのネックレスのみ。髪型はわさお。無精髭あり。ドームの時よりは太って見えるが髪型のせいかも。かっこ良ろしです!

ドラムセットはpremierでした。椅子の背もたれは赤いベロアっぽい仕様になってました。シャアの色。

音はドームよりシンプルな印象。まだ耳慣れしてないせいもありますが、最初はこもりめに聞こえました。ベースやバスドラは効いてるんだけど、スネアが物足りない感じ。しっかり聞こえる曲もあったので、他の音とかぶってたせいかも。

2.HOWL

あぁ~、音楽もJenさんも楽しげ♪「Oh~♪」はみんなで叫びます。Jenもね。この曲も変わらずの笑顔なんだけど、Bメロ「週末は街に喧噪が♪」のあたりはリズム的にちょっと余裕ないのか真剣目な表情に。どこかですごい笑って舌を出してました。間違ったんかな。

3.名もなき詩

そう言えばコバタケさんのコーラス、気になりません。適度でした。この曲では「愛♪」「自由♪」などJenさんも歌うんだけど、あんまりわからんかった…。

このあとちょっとMC「お待たせしました。僕たちも待っていた」みたいなこと言ってたかな。

4.I'm talking about Lovin'

キラキラな曲がきました。Jenさん何を使うかなと思ったらロッズでした! これまた初めて見ますね。すごく楽しそうやし、私も楽しい♪この曲でも舌出してたかも。「One word♪」のとこではJenさんスティック掲げてましたね。

ここでお客さんにご提案!手拍子するなら裏打ちでしませんか?バスドラムじゃなくて、スネアに合わせて手拍子。ちょっと難しいかもですが、それだけでキラキラ感が数倍に、心もはずんで愉快になりますよ♪

コバタケさんのパートで唯一楽しみやった最後のオルガン。まさかの音色変更…。ピアノ系の音やっけな。たぶんコンサートにふさわしい広がりのある音を選ばれたのだと思うけど、ショックです!残念です!私はオルガンが好きなんです!

5.エソラ

キラキラが続きます。イントロ、Jenさんのスネア!長い!素敵!特徴的なあのフレーズを「パッパラッパッパッパー♪」と歌いながら叩いてました。サビ直前はみんなを促すような顔してるんだけど、肝心の「ウォ~!」のときドラムは忙しいのでJenさんは言えず。(笑)

そして間奏!これがニクイことにドラムアレンジ加えてるの!ハイハットを「チキチキ!」と挟んでさ、めっちゃかっこいいの!シビレました!これもたぶん初披露のせいか、ちょっと危うかったのか直後すごい笑顔でした。(このアレンジはこの後なしになりました)
自宅ではあまり聴かないけど、ドラム的には新鮮なアレンジもあり、なかなか楽しめる1曲です。映像とか照明は2009年とほぼ同じでした。

MC

「昨日の夜マネージャーに“Mr.Childrenは今までアレンジ違いとかは除いて全部で何曲あるのか調べて”とお願いしました。そしたら180?何曲かあった。みんな聴きたい曲はいろいろあると思うけど、今伝えたいのを選んでやりますので。“君がいた夏”とかはしないけど。季節外れだからね」
ここでJenが気をきかして「君がいた夏」のイントロを叩く。(笑)
「季節感も考慮してやりますので」

6.HANABI

MCでの季節感との繋がりがわかりませんが。HANABIはナウなのか?と思ったけど、歌詞の内容的には別に夏ではないですよね、だったらいいのか。映像は花火でした。

7.くるみ

穏やかな優しい表情だったかな。Aメロでスネアのあと顔と肩が上がるのが好き。テンポがちょい遅く感じたけどあんなもんやっけ?

8.花-Memento Mori-

良い曲ですねぇ。たしかに私は冬に聴きたくなる1曲。間奏で照明がチカチカしだしたのこの曲だったかな?タイミングがちょっと遅かったの。聴きどころは田原さんのギターソロ。

9.【es】~Theme of es~

この曲も良い曲なんですよね。すごくまとまってる気がした。「君は歩き出す♪」のあとのドラム、「ダダダ!」がいいね!桜井さんの歌も良かった。「es」はやっぱり言わなかったけど。ただ間奏のソロに浦ちゃんが居て欲しかった!私の脳内にはいましたけどね。

ここで暗転。スケスケスクリーンが閉じます。そして何やら聞き覚えのある重低音。まさか?きたー!「Dive」です!ステージは徐々に海の底へ。きれい。ここから渋いJenが始まります。

10.シーラカンス

フェスでやってたから今回はしないかなと思ってたんだけどやりましたね。海の中でミスチルが演奏しています!この演出はなかなか面白いですね。しかし、リズムが変わるとこから映像が激しすぎる…目が疲れる。双眼鏡でJenだけ見るように対処。

10★深海

シーラカンスのあと、再びきれいな海の中に戻ったミスチルは「深海」のサビを歌い始める。「深海」好きやし1曲まるごとやってほしい!と思ったが、キーボードとボーカルだけでやんわりかじる程度で終わってしまった。残念。

11.I

オープニングで出て来た仮面の子供のアニメーション再び。「I」ですね。
Jenが渋い!サビ直前がさり気なくもかっこいい。でもこの曲はちょっとスネアの音量が物足りない。もっとバシッときてほしい。キーボードに負けてる。ベースもかっこいい。

12.ロザリータ

曲の影響もありますが、Jenさんセクシーに見えました。(笑)

たしか「ロザリータ」のあと、ここでまたスケスケスクリーンの登場。Jenがいなくなったのもこの時かな?もしかして前に来る!?と思ったけど、そんな雰囲気ではない。暗いし、不穏な音するし。
スクリーンには「なんたらかんたら」と豆知識が流れ始める。これって豆知識の内容は違えど2009年の演出そのまんまやん!がっかりして、双眼鏡でJenを見ることに専念する。上のTシャツを脱いで帰ってきました。

13.365日

1番はJenさんの歌う姿とマレットさばきをご堪能あれ。最後まで渋いJenさんにしびれます。

14.ロックンロールは生きている

桜井さんの歌とギターで始まる。ボーカルにエフェクトかけてましたね。Jenさんがまた男前な表情で叩いてるんです。渋い!男!
なんかでも全体的にイマイチ勢いに欠ける感じがしたのですが…手拍子のせいかもしれない…。

15.フェイク

これもかっこ良かった!Jenの勢いは最高潮。コーラス姿がセクシー。マイク押しのけるとこが渋い。スティック掲げるお姿がまぶしい。間奏後、サビに入って「オオ!」のとこまではやっぱり迫真の促し具合でした。あと最後シンバル叩いたあとのハイハットね。何度も見聞きしてる曲なんだけどJenドラムは見飽きません。しびれます。

スクリーンに何個もテレビが並んでるような映像になる。そのうちのひとつにスネアドラムのアニメーションが映る。刻むリズムはなんだ。ボレロ?いや、ちょっと違う。何かわからないけどついにJenのコーナーか!?そんな期待から双眼鏡で闇の中のJenをチェックする。
(その間スクリーン映像は見れてなかったのですが、後から聞いたところによるとスネアがだんだん増えていって全部埋め尽くしたと思ったら、その後ひとつずつ消えていったらしい。笑)

16.ポケットカスタネット

そしてつながったのがポケットカスタネット…。スネア関係ない。期待ハズレでした。でもね、この曲前半は退屈ですが間奏からがすごいんで!辛抱強く聴いて!ちょっとためたあとにくる「打っ!打っ!」からがたまりません!

Jenさん1打するごとにアゴを上げるんだけど、前髪も後ろにバサッと上がってきれいです。なんやろ、ひとりグルーブ感とでも言いましょうか。全身を使ってひとつの音をいい感じに表現してる、ひとりグルーブ感。(もちろんバンドとしてのグルーブ感も最高です)

17.HERO

ちょっと落ち着きました。

18.擬態

なんとJenさんスネア2鼓流です!これも初めて見る光景。イントロやAメロのドンドコ用と、サビ用と。いつものところにサビ用を、ハイハットより左側にドンドコ用。ドンドコ用の方は布みたいなのをクリップでスネアにとめつけてありました。ミュートの一種かな?

で、このドンドコ用を叩いてる時は、右手がフロアタムを叩いてるので両手横に開いた状態なのね。縄跳びを横に開いたような感じ。ヒヨコみたいでかわいいです。でもこれはかなり肩甲骨使ってると思いますよ。天使の羽出てるかも。(笑)
あとドンドコ用叩いてる時は左手がこちらから丸見えなんですよね!貴重です!

19.Prelude

Jenさん、1番のときちょっと首かしげたように見えました。Bメロあたり叩きにくそうだった。
関係ないけど歌詞の一部が気になって今調べてみました。空耳でした…。「要らないぜカカシなんて」じゃなくて「要らないぜ客観視なんて」なんですね。(笑)

ここで終了。

アンコール

アンコールで再登場したJenさんは刺繍Tシャツ着てました♪ 生地が薄そうだったので透けてやいないか心配。チェック。大丈夫でした。(笑)

「お近づきになる」「歌の中にみなさんが入ってくる」ようなことを言って次の曲へ。

20.横断歩道を渡る人たち

この曲気に入ってはるんですねぇ。好きだけど、ライブアレンジが堪能しきれないのが残念。でもJENさんが2番の歌詞を歌ってるのがちょっと面白かった。暗がりだったけどほのかに微笑んでるようにも見えた。

21.fanfare

迫力ではドームに劣ってたのは正直感じました。あれはちょっとタイミング的にも絶妙で壮大すぎましたからね。仕方ない。それより、インティが歌ってたところを冗談でJenが歌ったりしないもんかとギリギリまで半分本気で願っていました。まぁ、そんなこともちろんなかったですけどね。

22.forever

あぁ、終わっちゃう!最後を感じさせる曲ですね。最後のJenさんはしっとり素敵でした。ライドを叩く右手も好き。Jenさんの肌、白くてキレイ。

その他

・Jenのカウントが何曲も聞こえて嬉しい。
・最後前に出て来たとき、Jenのお腹あたり汗でTシャツがへばりつき肌色が透ける。上のほうは大丈夫。
・追い出しソング(何やっけ?)に合わせて踊るJen。

・桜井さんはチェックのシャツを2着ぐらい脱いだり着たりしてた。
・ナカケーもわさお。
・タハラさん髪きった。
・田原さん、ピンクの照明の時キャスケットかぶってるように見える。


※イメージです。

いやぁ、長くなった。時間かかった。一部細かくて気持ち悪いかも…大目に見て下さい。
というわけで、初日楽しかったです!コンサートの演出としては前回よりも不満の声は上がりそうかな、という内容でした。個人的にはJenさんのドラムが堪能できれば問題ありません。何より、Jenさん本人がすごく楽しそうだった!ライブ感もあった!だから満足です。

余談ですが、ライブ用にエコバッグ的なのを持ってきてなかったため、買ったパンフを入れる袋がなかったのです。なので手で持って帰ったのですが、夕食のあとホテルに戻ってびっくり。パンフにもとからついてた袋の黒いところが白くなってる!何事!?手を見ると黒い!そう、袋のインクが手の熱のせいか剥げ落ちてしまっていたのです…。ま、本体じゃなく袋やし、いいけどね。

以上、勢いで仕上げました。書き忘れあるよな気もしますが、まだまだ旅は始まったばかりなのでね。最後までお読みいただきありがとうございました。

2011.2.20 みすちび

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