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POPSAURUS 2012 ライブレポート

2012年5月10日 大阪 京セラドーム

ついにこの日が来ました。5月10日、Mr.Childrenデビュー20周年おめでとうございます!

昨夜のライブで完全に寝不足でしたが、ソワソワ、ドキドキと戦いながらなんとか仕事をこなす。前日に「世界で一番好きなドラマーのライブがあるんで定時で帰らせてください」と社長に頼んだら「リンゴスターか?アートブレイキーか?神保彰か?」などと聞かれお茶をにごす。そのあと誰かに聞いたらしく、今日は「桜井君の一座で来てんのか?」と聞かれました。一座て!!(笑)

というエピソードもありつつ、なんとか今宵も京セラドームにかけつけました。この日は風が強くてちょっと寒い。ドーム内は人の熱気でTシャツ1枚がちょうど良い。

今回はJenフリークの友達と4人並んで参加です。席についてまずは乾杯。(水で)ドラム位置チェックもよしよしといった感じ。ナカケー寄りスタンドで着席指定の後ろだったため見晴らしはブロック最前列。高さはステージと同じくらい。さぁ、パーティーの始まりです!

デビュー20周年記念日

オープニング

オープニング映像が流れる。さすがに暗闇&照明効果でJenさんの登場シーンが見えないことは学習していたので、映像を比較的しっかり見ることにする。ミクロとマクロは精子と卵子だったことも学んだので、なるほどなぁと思って見ることができた。あの音楽、ビートがまた私の血の巡りを速くさせる。キーボードがなり、ドラムがなる。イントロが始まってスクリーンには1992年5月10日の文字。そこからどんどん月日は過ぎ、そして2012年5月10日、20th、Mr.Children登場!!

1.エソラ

大歓声。みんな頭上で手拍子です。アリーナのななめ後ろからステージまでの見晴らしが素晴らしい。お客さんが大海原のようで、私は向こう岸のJenさんに手を振ります。サビ前の「オォー!」でアドレナリンが一気に放出。間奏に入りようやくちょっと落ち着いてドラムを堪能。ん~いいねぇ~♪

2.帚星

笑顔のJenさん。今宵も絶好調に口をあけておられます。「あ~♪」のコーラスに耳をすます。

3.youthful days

本当は手拍子を促してるんでしょうけど、イントロで左手挙げて振るのをマネしてしまう。今日は横3人が同様の動きをしているので心強い。

(つなぎのMC)

JenのドラムをBGMに桜井さんが吠えます。
「どうもありがとー!最高の夜にしてくれますか!?やるぞー!!この会場全体にでっかいでっかいLと、Oと、VとEが、L・O・V・Eが溢れることを願いつつお届けします!」 Jenさんはをスティック持ったままの左手で「L、O、V、E」を文字ってました。

4.LOVE

会場がマゼンタピンクに染まります。LOVEが溢れていました。「あの日のよ・う・に♪」ってとこが好きです。

5.GIFT

Jenさんの力強いドラムが心に響きます。最後「いつまでも胸の奥でほら光ってるんだよ♪」の「胸の奥」を「音の中で」と歌ってました。これからも、にしてたかな?(WOWOWご参照ください)

6.Everything(It's you)

これまた力強いドラムが続きます。「ドン!ドン!」からの「ステーーーイ♪」なJenさんが爽快。パーっと開ける感じで気持ちいい。

MC

どうもありがとう!ついにこの日がきた!え~、ありがたいことに本日、本日を持ちまして、私たちMr.Childrenがデビューしてちょうど20周年を迎えます。本当に幸せ者だと思います。さっきGIFTを歌いましたけど、「君とだから探せたよ、僕の方こそありがとう」という歌詞、ぴったり今のMr.Childrenにあてはまるような、そんな気持ちでいます。本当にどうもありがとう!これからもよろしくお願いします!

Jenさんはスティックもった手を重ねて、右、左と感謝を表す。

そうそう、これが大事なんだ。これからもよろしくお願いします!
えぇ、で、本日はですね、その20周年を自ら祝しましてですね、いろんなあの曲もこんな曲もやりたいと思ってるんですけど、その中でまぁ~今までライブでやったこともないですね、そんな曲をお届けしたいと思います。あの、女性の主人公が、女性の歌なのよ。で、あのスポッスパッ、スパッツじゃねぇ(笑)すみません、ろれつが回らない。どなたか救急車を呼んでください。(笑)

あの、スポットライトをいっぱい浴びた華やかな世界で働く女性の歌です。(ここからタケシ&ヒデヤの奏でるBGMに乗せて)成功した女性の歌。だけどそんな人の心の中にも闇や、迷いや、悩み苦しみ、嫉妬の心、そんなものが、いやいや誰の心の中にも眠っていると思います。けども、ええ、そんな曲を、ん?そんな曲なの、ほんとに?(笑)ま、この会場にいる女性の中にも、それから男性の方にも、それからその中間のところに位置する人の心の中にも存在する「デルモ」をお届けします。

7.デルモ

桜井さんほどじゃないけど、この曲は踊りたくなってしまう。でも隣の人がずっと座っているので、そちらへ寄ってしまわないよう気を使いました。Jenさんは「ふるさとの子守唄♪」のとこでシンバル鳴らしてバスドラ、フロア+スネアと入るとこがシビレます。

8.End of the day

9.終りなき旅

ギターを鳴らし、桜井さんが一言。「次の曲、Mr.Childrenの曲ですけど、みんなの、それからみなさんの、それからお前らの歌であってほしいと願ってます。一緒に歌ってほしい!」 「お前らの」は全然笑う感じじゃなくなっていました。初日は桜井さんにも照れみたいなものを感じたんですけどね。1番のサビを会場全体で歌います。「おわーりなーきたーび♪」でギターを頭上にあげる桜井さん。拍手のあとに入ってくるJenさんのドラムが効いてます。そして曲終わりの「ジャーン♪」とかき鳴らすとこで、Jenさんが3回くらい仕切りなおしてシンバルを叩くのがシビレる!

10.Printing ~ Dance Dance Dance

11.ニシエヒガシエ

Jenさんのカウントがはっきりと♪
そういえば福岡公演では桜井さん最初モニターに座って歌ってましたね。今思い出したので書いておきます。

12.フェイク

Jenさんがコーラスするのはおなじみですが、「愛してるって女が言ってきたって♪」のところでスクリーンに映し出される率高いです。お決まりかな?しかもマイクの正面からのアングルなので思わずニヤリとしてしまう。この絵が収録されるのかなと思ったけど、WOWOWの放送では残念ながら違う絵でした。間奏、手拍子からの連打は良い感じ♪

13.365日

曲前の映像から座って見ました。体をリラックスさせて聴き入るのもまた贅沢で良いもんだな、と思う。会場がキラキラときれいでした。Jenさんはネックにスタッズがついた黒Tシャツにおき替え。

14.しるし

MC

「あの、もっともっと、みなさんとお近づきになりとうございます。この会場にお越しの方みんな大阪にお住まいの方ばかりじゃないですよね?兵庫にお住まいの方も、京都にお住まいの方も、奈良にお住まいの方も、三重もいる?和歌山もいる?滋賀もいる?遠い所わざわざありがとね。遠くから足を運んで来ていただいた方と同じようにですね、私たちもそちらの方に足をもうちょい運んでいきたいと思います。よろしいでしょうか?」

よろしいに決まってる。というわけで、花道ステージに移動。Jenさんはやっぱり何か履いています。花道ステージのドラムセットに座り、慣らしでドラムを叩くのがヒデヤーには見逃せないところ。あとイヤモニのコードが背中から出てるんだけど、首周りのスタッズのせいでJenさんが首輪をかけられてるイヌのように見える。(笑)

「ごきげんよう!あの今回ね、このPOPSAURUSツアーだけあってバカでかいザウルスを背負って(Jenさん体でステージを表現)、そして照明の方が言うにはね、日本一の照明の量をほこるツアーだということです。なのでその日本一の照明の数に負けないですね、演奏をお聴かせしたいと、このように思っております。とはいえ、このコーナーはこじんまりいきたいと思ってますんで、ね、よろしくお願いしますね。(笑)これ生中継されてんでしょ?あの、盛り上がってる感出しといてください。(観客盛り上がる)ちょっと待って、ちょっと待て!やりづらいわ!(笑)」

「今日5月10日ですけど…、あぁ。(おめでとうに対して礼)それを言いたかったんじゃなくてさ、5月病大丈夫?って話をね。季節の変わり目、風邪もひきやすいわね、心もね、鬱になったりしやすい、でしょうから、らしいですから、気をつけてね。私も気をつけます。えー、今からそんな季節の変わり目というか、出会いと別れの季節にぴったりの曲をお届けしたいと思います。」

15.くるみ

今日も歌い出しの「ねぇ♪」で会場が「フ~!」となり、「今のでわかるの?」と1回手を止める桜井さん。もう一度ギターを引き、苦笑。「いま弦が鳴らなかったのがちょっと自分で恥ずかしかった!これが生中継されてるんだと思うと。」2度目の「ねぇ♪」でそのまま歌に入る。
ナカケイさんがJenさんにかぶりぎみだったため、久しぶりにナカケイさんをよく見ました。爽やかな青系の服でまとめ、靴の白さがまぶしい!相変わらず安定のかっこよさを見せています。

16.Sign

Jenさんの足元をよく見ると、あれま!右足、ペダルを踏むのが丸見えです!やっぱり白と水色っぽい何かを履いておられます。友人が5本指シューズじゃない?と言っていたので後で調べてみたらやはりそれっぽい。甲の部分にベルトのような色の違う箇所があったのですが、2010年F&Mの暑中見舞いを見るとそのようなデザインの5本指シューズでした。照明の加減で色がはっきりわかりませんが…。さすがに3時間半の長丁場で裸足ドラムは負担が大きいんでしょうねぇ。

(すみません、DVDを見たら全然違いましたね。素晴らしいアングルで足元撮ってくれてるので、POPSAURUS2012のDVDまたはBDをご参照ください)

MC

「どうもありがとねー!せっかくこんな風に四面楚歌ってこういうことですか?四方八方囲まれておりますので、メンバー紹介をしたいと思います。まずキーボード、小林武史!そしてベース、中川敬輔!そしてギター、田原健一!そしてドラムス、鈴木英哉!」

「あのね、僕がボーカルでマイクがここにあるってだけでMCとかしなくちゃダメじゃないですか。ね、だけど大阪のお客さんを前に話すのってものすごいプレッシャーなわけですよ。なんかちょっと言うと話しかけてきたり、つっこんできたり…、油断も隙もあったもんじゃない。で、いい加減このプレッシャーに耐えかねましてですね、鈴木君に助けをお願いいたしまして。もう何でもいいから、ひとつ、ヤフートピックスからひとつとかそれでいいからっつってお願いしておりますので。今日も鈴木さんよろしくお願いします。」

「ハイ、キャプテン!(敬礼)
だんだんですね、このコーナーがワタクシ重くなって参りました。で、今言ったとおり大阪の方々の前で生放送でございますよ。最近ですね、そうだよ、だから寝る前とかさ、起きてからとかさ、iPad持って来て楽屋でずーっとヤフートピック見てるんですワタクシ。なんかうなされそうで。夢ん中であぁ~…ヤフートピック…。(のけぞりぎみに)」

「いろいろあるじゃないですか、最近ね。グーグルだったりとか、MSNとか。しまいにオレ、ニコニコ動画も見ちゃいましたもん。ニコニコ動画のトピックってね、なんか、かため、やわらかめ、やわめ、みたいな感じであるの、トピックが。そう、そん中でねニコニコ動画いったら、これ言っていいのかなぁ…」

「あのですね、すごく魅力的な方を発見してしまいましてですね。あの、あってんのかなぁ、名前。誰か訂正していただきたいんですけど間違ってたら。なあ坊豆腐@那奈さん?知らない?知らない?知らない?えっと、5月23日にデビューするんですが、シングルでね。日本の女性の方ですよ。つんくが曲書いてるんですよ。で、ですね、タイトルがナイスです。クネクネブラボー!」

「で、動画にいって見たらですね、案の定クネクネ、クネクネしてましてですねぇ。ハロプロとか好きな、またJKなんですね。わかります?JK。ジャスクケーク(?、聞き取れず)じゃないですよ。女子高生ですよ、えぇ、女子高生ですねぇ♪(嬉しそうにお客さんの方向いて)あの風が吹くと大変な女子高生でございます。最近なーんだってこと多いですけどね。あっ!生放送でしたね、はい。
キャプ、以上でございます!」

桜「鈴木君、貴重なお話ありがとうございました。」

J「いえいえ!これでうなされずに済みそうです!(敬礼)あってんのかなぁ…(ブツブツ)」

桜「では聞いてください。クネクネブラボー!」

会場大爆笑で手拍子はじめる。Jenさんもクネクネ、手拍子。(笑)

桜「ちょっと待って!(笑)」

J「しまったね。関西人の前でこれを言ったらダメですね、もう」

桜「こら、悪ノリしすぎだぞ、君たち!(笑)ボーカル桜井和寿です!」

「え~、今回このツアーの選曲するときに、どの曲やろうか考えて、とにかく喜んでもらえるやつがいいなって思いまして。で、特にベストアルバムが出るじゃないですか。ね。ありがとうございます。そうそうそう、あのね、ベストアルバムのあれ、MICROとMACROのジャケットあるじゃないですか。あれ何が映ってるかお分かり?知らないんだよね、意外とね。あれ、精子と卵子なんです。」

「人間の中で最もちっちゃい細胞、つまりミクロ的な細胞が精子。で、最も人間の中で大きい細胞は卵子なの。そうなんです。それが出会って、全く違う個性を持ったものが出会って、別の新しい命ができるっていうのをなんかいいなと思いまして。で、僕らの曲が、ん?例え悪いな、精子で(笑)、みなさんが卵子で、新しい命が生まれたらいいなと思ってます。キレイなんだかきたないんだか、まとめ方がね。」

「え~、で、話をいったん戻しますけども、ベストも出るんで、とにかくお祭りというか、もうね、全曲ライブで演奏してイントロ始まったらお客さんドカーンドカーンドカーンていうのをやろうと思ったんですけど、ここまで大丈夫ですか?」

「えぇ~、ね。で、次の曲なんですよ、問題は。たぶんMr.Childrenをすごく長く好きで聞いてくれてる人は知ってる。この曲意外と地味なんだけどいいよっていうのをわかるかと思いますが、でもたまたまWOWOWつけてる方にはなんだろこれっていうような感じだと思うんです。ですけれども、あのイントロが始まったときに気を使ってすげぇ盛り上がってくれなくていいんで。そこそこでいいんで。地味なやつだから。 え~、1994年、ある場所に行ったことをモチーフに、1999年に曲になり、そして2012年5月10日、春の大阪でお届けします。」

17.1999年、夏、沖縄

何か感慨深いものがあって沁みる。沖縄で聴いたあの日の約束が果たされた感じ。もう40を過ぎた彼ら。最後は「あぁいつかまた大阪で歌いたい♪あぁきっとまた京セラドームで歌いたい♪あぁそして君にこの歌を聞かせたい♪」と歌われていました。ほんまに、私も聴きたい!

18.ロックンロールは生きている

中央ステージに戻り、Jenさんのカウントでアットホームなお近づきモードから一気に離れます。Jenさんが益荒男ぶりを発揮!

19.Round About ~孤独の肖像~

今回の目玉な1曲。よく言ってるけど私はどうしても途中で「億千万♪億千万♪」が出てきてしまうのですが(笑)、そんな邪念をかき消すJenドラム!静かに速い、疾走感がいいですね。Aメロのハイハットが効いてます!そして間奏がしびれる。

20.Worlds end

間奏のあといったん止んで、また始まるときのJenさんのかけ声がCDでも聞こえるようになってきた今日この頃。

21.Fanfare

桜井さんが途中でマイクを望遠鏡のようにして笑ってました。

暗転したあと、次の音がなる前に産卵が始まりました!天井から大きな卵型のバルーンが降ってきます。このタイミングでいいの?と思ってたら次曲が始まりました。

22.イノセントワールド

気づけばアリーナにたくさんの卵が浮遊しています。昨日の卵溜まりは見事に改善!アリーナ全体に万遍なくある。空調を調節したのかな?卵でメンバーが見えなくなるとかはありますが、こうなったらこの景色と音楽を楽しむのが一番。卵もきれいにバラけてるし。

途中で花道にいる桜井さんがナカケー&田原さんに来いと手招きします。(本当はベース、ギターを指さしていたのでした)素直にやってくる二人。卵をひとつ確保した桜井さんは二人めがけて卵を蹴りつける!(笑)嬉しそうな桜井さん、歌いながら思わず笑います。楽しそうなおじさんたち。Jenさんも遊びたいやろなぁ。

そしてまたあっという間に本編終了。早い!卵たちはアンコールの間に退散します。それが良いと思います。ナイス改善!

アンコール

白Tシャツに着替えた桜井さん登場。ギターを抱えて花道ステージに向かいます。

「温かい盛大なアンコールの声にお応えいたしまして、私ひとりでですね、すいません、一人でやらせていただきます。一人でやりたいと私自分で申し出ましたけども、これね、1番このコンサートの中で、正直言います。ヤな時間です。(観客ヤイヤイ言う)そんなこと言うんだったらやってみるか?ひとりで。ハイじゃないよ!全国放送されてんだぞ。生中継だぞ!(笑)」

「えぇ、で、アンコールの声にお応えしまして、現在Mr.Childrenは188曲のレパートリーがあります。みなさんのリクエストにお応えしたい。このように思っておりますけども、何かリクエストございますでしょうか?聞こえない!もっと!」

スタンド席で「とーぼーしゃ♪とーぼーしゃ♪」とコールする4人。なんか、これ前にもやったことあるような気がする。(笑)

「ストップ!!バラバラじゃないか!それじゃあね、リクエストに応えられないので、私が用意してきた曲をですね、みなさんと楽しくやりたいなと、このように思っております。(得意気)」

「現在私たちはですね、アルバム制作もしておるわけですけども、ま~これが名曲揃い!その中の曲を今からはお届けしないのです!それは何故かと言ったら歌詞がないからです!わかってます、歌詞がなくてもいいから聴かせて下さいの声ももちろんわかってます。だけどそれに応えて本当に歌詞のない歌を歌ったら、君たちはどんな態度、反応をするでしょう?そんなことをわかっているので、いつかまた!」

聴かせろと引き下がらない観客。楽しそうな桜井さん。ギターをポロッと弾く。(歓声があがる)「オレが思い出すまで待ってくれる?」そういって再びギターを弾く。「あ、こんな感じ♪」(もっと!と引き下がらない観客)「ちょ、、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ歌詞が覚えてるやつ」

そしてなんと製作中の新曲を歌ってくれました!
「君に会いた~い♪君に会いた~い♪」
これは福岡で「アワワワ~ワ~♪」と歌ってくれたのと同じメロディー!今回はサビを全部歌ってくれました。

「どうですか?ほら、生中継でやっちゃったじゃないか。まだ著作権登録してないんだからね!これパクられたらみんなのせいです。で、もう1曲。クネクネブラボー」

爆笑と拍手であふれる会場。

「(手をいやいやと振って)悪ノリしすぎ!悪ノリしすぎ!ちょっと無責任過ぎないか!?無責任すぎるよ、ちょっと!オレが無責任なんだね、一番ね。あの今からですね、きっとみなさんも知ってるであろうMr.Childrenの曲をお届け、お届けじゃない、みんなと一緒にやりたいと思います」

「さっきも言ったとおり今レコーディングしてるんですけど、ほとんどの曲にはまだ歌詞がついてない状態で、えっとさっきの曲もアワワワワワ~♪だったんです。これ聞かされても”フ~!”じゃなくない?(すかさずフ~!と言いまくる観客)これはね、集団ヒステリックだよ。これはイジメだよ!マイノリティを殺すね、集団のね、意地悪なね、心理だよ、これは!(笑)何言ってんだろ、オレ。」

「えとね、で、ほとんどの最初はメロディーができて歌詞がついてないんですけど、今からお届けする歌はあえて、その歌詞のついてないハミングの部分、言葉にならない思いなり、響きなりを残して歌にしてます。聴く人によってそのハミングがどんな感情なのか、言葉なのか違うかもしれないんですけど、バラバラでもいいんで。でも歌を音をひとつに合わせつつ、みんなで歌っていただければ助かります」

23.ラララ

途中静かになるとこ「愛する人も同じように」のあと、アレンジを加えます。「今日も手を振って♪今日も笑って♪今日も歌って♪時には怒って♪泣いて♪嫌なこととかあって♪いろんなことがあって♪それでも笑って♪息を吸って♪吐いて♪もう一回吸って♪吐いて♪ つきあってくれてありがと。 今日も元気で暮らしてる♪」とお客さんと遊びながら歌います。

24.彩り

桜井和寿ソロからMr.Childrenに戻る間の音楽が素敵。そこから始まる彩り。温かすぎます。

25.光の射す方へ

間奏で左手を掲げながら叩くのをマネする。いつもは心細いのですが、今日は横3人が同じ動きしてくれるので心強い。(笑)これJenさん見てない人には何やってんのか意味不明でしょうからねぇ。最後、田原さんのギターにあわせて鳴らすシンバルがしみる。

26.蘇生

27.祈り~涙の軌道

「それでは最後に、お別れに、この曲をお届けします」

祈りの最後の音が鳴り止み会場が明るくなると、スタッフがすぐ桜井さんのイヤモニをはずしに来た。ちょっと期待してたワンモアはないんだなと残念ながら確信。右サイドに挨拶に来たとき、4人そろってお辞儀してる姿にちょっと感動。「平日だろ?遅くまでありがとう!これからもよろしくね!」最後の最後、真ん中での挨拶ではJenさんまた元気モリモリポーズを披露。去り際、スタッフさんに向けてもモリモリ♪ Jenさん今日も良かったよ!ありがとう、さようなら!

あとがき

というわけで、終わってしまいました。5月10日、20周年記念日コンサート。このものすごい充実感はなんなんでしょう。Jenさんを至近距離で見れる席ではなかったし、むしろ肉眼でもスクリーンでも音とちょっとずれて見えるくらいだったんだけど、楽しかった!Mr.Children、良かった!毎度のように言ってるけど、ほんとに最高の夜になったと思います。ただ、最高のお酒を呑む時間がない!(><)それにしてもこの終わった感はどうしたものか。いつもの煩う感じじゃないんよね。とてもスッキリしてます。それでも、また聴きにいきます。会いにいきます。これからもよろしくお願いします♪

いやぁドラムって、Mr.Childrenって素晴らしいものですねぇ。最後まで読んでいただきありがとうございました!

京セラドーム ガラス面ポスター
▲開演前の京セラドーム。
右、都昆布を思い出したガラス面POP

京セラドーム ガラス面ポスター
京セラドーム ガラス面ポスター
▲特注垂れ幕。おしゃれに言うとフラッグ。

2012.5.14 みすちび

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