JEN CITY

Case9:電話ボックスにて

その日、俺は酒を飲んでいた。
同僚と別れたあとも、屋台で一人飲んでいた。
とにかく飲みたい気分だったんだ。

気付けば深夜1時。
終電を逃した・・・
内ポケットに手を伸ばしたが
あれっ、携帯がない。

仕方なく千鳥足で電話ボックスに向かう。
友達に今晩泊めてくれと電話しよう。
しかし番号がわからない・・・
携帯がないとわからない・・・
とりあえず置いてあった電話帳を開く。
その瞬間、まばゆい光がボックス内を覆った。
ピカッ!!

酔わせるのが仕事です。

JEN

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