オープニング
(記憶なので雰囲気で読んでください)
ステージの特徴は、JENさんの上(後ろ)に6角形の枠がたくさんあったこと。スクリーンに映像が映ります。「Who am I?」青い空の広がる草原の中に、どこでもドアのような黒い戸があらわれる。どこかの街、砂漠などいろんな場所に連れて行かれる。「What is Love?」化学的な音楽とともに遺伝子的なめまぐるしい映像。「Who are you?」ドミノのシーンになり、パタパタと倒れていって最後に倒れ落ちたやつにジョーカーの絵。さらにドミノは続き、次は黒いローブの絵が出る。Mr.Children登場。まさかのこの曲から始まりです
01.過去と未来と交信する男
青暗いステージ中央には3体のローブを着た者が大きな水晶を囲んでいる。ローブ3体が水晶を支点としてぐるぐる回る。桜井さんの歌声はするが?スクリーンに桜井さんのアップが映る。ローブを着ているが、見えてる3体の中にいるのか?それより、桜井さんの格好がさっき予想で話していたのと概ね同じではないか!(笑)
遠くて桜井氏がそこに居るのかよくわからなかったけど、気にせずJenさんを♪ Jenさんは黒い7分袖シャツで肩から袖にかけてラインストーンがきらり。髪はちょっと切ったかな。おヒゲは口を囲んでいる。2日目は左手に水色のリストバンド。中央にオレンジ色の中に赤いベロのような何か。下には黒で字が書かれているような。素敵な仕草としては、「また来週♪」で右手を横に広げます。ジェントルマンな顔して。
曲の終わり。ギターの最後の響きとともにローブ3体の中身が消える。パサッと床に落ちるローブ。
イ、イ、イリュージョン!!!!
こんな演出で来るとは!社長の顔は見えないけど、驚きの声にきっと微笑んでいたのでしょう。
02.LOVEはじめました
ダークな流れです。自宅ではあまり聞かない曲のイントロが。しかし、この曲のJenさんのドラムがこんなにもかっこ良いなんて!
イントロから打ち込みの間はヒザを叩いてリズムとり。ヒザドラムはよくやってることなんだけど、2日目はタム、シンバル類の素振りイメトレをしていました!その姿にテンションあがる。そして叩き始めてからの益荒男ぶりはすごい。
初日はモリモリでもないけど変なポーズとってました。頭振りながら叩く激しさは初日の方が若干強かった印象。テンション上げてる感じがします。
私の好きなポイントは最後です。ひとまず叩き終えたあと急いでスネアを交換し、タム類を「ドカン!ダムダムダムダム!!」と崩れ落ちるように叩く!これにはLOVEはじまっちゃいます。
ちなみに桜井さんが花道に現れます。この曲でローブを半脱ぎしたんかなぁ?見るとジョーカーのような姿で、私は咄嗟にムーミンのスティンキーを思い出したのですが、きっと頷いてくれる人はいない…。
03.World's end
04.End of the day
サビの歌から始まります。
MC
今年で20周年を迎えました。忘年会とか多くなってきて今年ももうすぐ終わるけど、まだまだ終わらせない(?)記憶に残る最高の1日にしたいと思います!というような内容。
05.靴ひも
すごく良かった!Aメロのドラムが大好きです。こんなに細やかやったっけ?と思うほど繊細できゅんとする。今回は全体的にスネアの粒立ちがよく聴こえてて、「靴ひも」のAメロは静かだからゴーストノートがじっくり味わえます。特に2日目は手元が見えたのでよりコクがありました。
あとハイハットの4つ刻み(勝手にそう呼びますがチキチキのこと)が入ってたんですよね。それがまた良い感じで。CDもそんな叩き方してたっけなぁ…?私の記憶にはありません。
間奏ではコバタケ氏のハモンドが吠えます。初日ちょっと吠え過ぎではないかと思う音量でしたが…。席位置にもよると思います。オルガンは好きだけど、ここは原曲の方が好みです。
とにかく新鮮な興奮と胸きゅんを味わえた1曲でした。
06.マーマレード・キッス
おーっと、これは一番びっくりした選曲!!マーマレードか?オレンジマーマレードつながりか!?まさかこの曲が聴けるなんて!
酔いしれたわぁ。桜井さんの歌よかったです。昔よりも深みがあってセクシー。CDのはちょっと鼻声感がするのですが、ぜひ今の声で録音してほしい。このツアーも絶対ディスク化してください。曲を支えるリズム隊もいいんです。ナカケイさんの色気ある低音が落ち着く。ジェンさんのこういうドラムも貴重。そして間奏明けのギターがたまりません。どっか連れていかれます。
個人的には内にこもりたい時に聴く好きな曲のひとつなので嬉しかったです。なんかヒーリング効果があるんですよね。
07.抱きしめたい
「凍えそうな夜に♪」を「12月の夜に♪」と変えて歌っていました。
MC
ここでJenさんとナカケイさんがいったんはけます。
初日。
抱きしめたいをお送りしました。裏話をすると、実はイメージでは途中からみんなが歌うはずだった。けど歌ってたら、あれ、そんな感じでもないな。俺が歌ったほうがいいんだな。ということを考えながら歌ってました。
2日目、下向いてなにやら手間取ってる様子。トラブル発生。
「ちょっと待って。汗でイヤホンが片方聴こえなくなった。」
「お茶でも飲んでて~。」
客から「ドンマイ!」の声。
「ちょっとドンマイってそれじゃ俺が悪いみたいじゃん。耐久性のよくないイヤホンが悪い。」
「(イヤホンつけなおして)テストテスト。こっち(左)の人声出してみて。(客:イエー!)こっち(右)の人。(客:イエー!)ステレオでお願いします。(全体:イエー!)OK、ばっちり。」
初日&2日目。
「(an imitation) blood orange」聴いてくれましたでしょうか?Mr.Childrenはすごく気に入っております。みなさんにも気に入っていただけたら嬉しいです。」
「このアルバムのレコーディングが終わったころ、さみしくて、この情熱を何かにぶつけたいと思い、ギターを買ってきて絵を描きました。これマニキュアで描いてるんです。ドラッグストアに行ってお姉さんに変な目で見られながら50個くらい買ってきて。できるだけマキアージュを。」
「こんなギターにしたいというのがあって、まず第一印象さわやか!そしてカラフルで、ポップなかわいさもあり。ここにミッキーも描いたりして。許可はとってません。で、ここにブラッドオレンジがほどこされてて。きっと食べると甘酸っぱいんだろうけど、鼻の奥に苦い血の味がする。そんな残酷さと冷酷さ。そういうのを表現したかった。(アルバムで表現したかったことと同じ?)」
だいたいそんな感じの内容でした。
08.Surrender
桜井さん、田原さん、コバタケさんの3人で奏でます。それはサビに入ったところで起こりました。「オーオー♪」のコーラス。あれ、このはっきり聞こえるコーラスはひとり。コバタケさんではない。Jenもナカケイもいない。ということは?「ウォウ、オ~オ~♪」スクリーンに映る田原さんのアップ。
うおぉぉ~!!!なんと田原さんのソロコーラス!!!思わず驚きの表情で隣の友人と顔を見合わせました。そしてそこからのギターソロがまた熱く、渋い!!
後半のコーラスももちろん田原さん。想像以上にクリアで伸びやかな高音。最後の盛り上がりは低音。
何これ!シビレた!びっくりすぎる。桜井さんの歌もめっちゃ良かったんですけど、田原さんに持っていかれましたね。Jenさん以外でこんなにシビレるのは久しぶりです。20年目にしてまだまだ伸びしろを見せつけるMr.Children!おそるべし。
2日目は舞台袖からカメラをかまえる薮田さんが見えました。いいのん撮れたんだろうな♪
09.Pink~奇妙な夢
Jenさんとナカケイが帰ってきます。Jenさんは前回と同じような首周りにラインストーンのついた黒いTシャツ。
あぁ~こういうスローなロック好き。リズム隊のグルーヴが心地良過ぎる。桜井さんは黒のロングカーディガンからピンクに着替えてました。
10.常套句
11.pieces
12.CENTER OF UNIVERS
最初Jenさん頭上で手拍子とってたような、、、あやふや。間奏のダン!っていうドラムは相変わらずかっこよく、体にビシッと気合いが入る。今回はさらに手数増やして叩いてました。
13.fanfare
MC
2日目。 何の脈略もありませんが、ここでメンバー紹介をします。
「キーボード、音の司令塔、小林武史!」
「ドラムス、マグマのように熱く、顔で歌うドラマー、鈴木英哉!」
「ベース、低音のメロディーメーカー、中川敬輔!」
「ギター、響きと音の求道者、田原健一!」
すこし間があって、、
「こんばんは」
えっ!?まさかの、、、
うわぁぁぁぁ~!!!!田原さんがしゃべったぁ~!!!!
会場騒然&大歓声。
「紹介します。ボーカル、天才、桜井和寿」
うおぉぉぉぉ~~~!!!!!大喝采。しかしこれは桜井さんにではなくて、田原さんへの拍手ではないか。(笑)もちろん桜井さんもそれをわかってるんでしょうね。
この「天才」って言い方がかっこ良すぎ。これまでの4人のキャッチコピーはふぅんと普通に聞いてたんだけど、このただ一言「天才」が心に響く。さすが田原さんだなぁと感心しました。
このステージには六角形のスクリーンがあるんですけど、今からこれを京セラドームに作られた窓、イミテーションの窓にみたてて、みなさんをいろんな場所にお連れしたいと思います。
空の映像。
コバタケさんの演奏にJenさんがドラムを合わせます。映像よりもこのセッションが気になる♪
「音楽監修、小林武史。これはワークス3に収録されます。(笑)」
次は海の中。魚の感じから南の海。
「うーみよ~♪俺のうーみよ~♪」
面白いけど、この海の映像とその音楽あわない気がする。(笑)
続いて星空。宇宙までいってたかな?
未知との遭遇ではないが、パパーン!とした感じの音楽。Jenさんは左右シンバルで合わせます。楽しそう。
2日目に気付いたんだけど、田原さんが後ろ向いて二人に近づいていて、映像をチラ見しながら基本Jenさんを嬉しそうににっこり見守っていました。Jenさん、愛されてて良かったね。
そして最後は、車の行き交う交差点。
「あれ、反応が薄い。ここはどこでしょう?」
ざわつく会場。
「それではカメラさん、寒い中ありがとうございます。ゆっくり動かしてください。」
「誰か歩いてる。あ、ロイヤルホスト。」
そこはこの京セラドームから見た景色でした。美しい景色とこの普通の景色。次の曲のメッセージを伝えるための演出だったようです。(なのにすみません、桜井さんの言葉ちゃんと覚えてないのでうまく書けません)
2日目に思ったのですが、リアルな街の景色が映った時に、2回以上参加してる人が答え叫ぶのはできれば遠慮してほしいですね。流れと初参加の人のことを考えるとちょっと…。
ちなみにこのMC中はナカケイ休憩、一服タイムです。
14.イミテーションの木
ボスボス?バンバン?こういうスネアの音もいいですね。あったかくていい曲♪
15.かぞえうた
特に2日目、こみあげてくるものがありました。
16.happy song
サビとかこまめに左手をつきあげるJenさん。オ、オー、オオ、オー♪らへんはみんなで歌います。
17.hypnosis
カウントから始まる曲はけっこうあるのですが、聞きごたえのあるカウント。スリーから叩き始めながらもカウントの声出してました。
18.Tomorrow never knows
イントロの手拍子は何年経ってもなくならないもんですね。最後の「オ~オ~オ~ホ~オ~ン♪」はお客さんに歌わせます。Jenさんにっこり。
19.エソラ
たしか田原さんとナカケイが花道を歩いて中央に行ったような…(曖昧)。
2日目、桜井さん歌詞まちがえたようで。その直後が「忘れないために♪記憶から消すために♪」でした。
20.Marshmallow day
エソラからのこれはすごいですね。メンバーもお客さんもテンション高い。イントロのバスドラがJenっぽくて好きです。
アンコール
JENさん、青いVネックシャツでおでまし。
「ハッピーで熱い!ハッピーで熱い!ハッピーで熱い!ハッピーで死ぬまで生きる曲をします」
en1.天頂バス
久しぶりに聞いたけど、めっちゃかっこいい。演奏が楽しい♪「う~天国への~♪」あたりはJenさんのしなやかな踊りが見れます。2日目は、「イエェ~!!」で両手を広げた桜井さんがこちらに向かって走ってきたので、あの肋骨を折ったというダイブCMを思い出しました。(笑)
en2.HERO
Jenさんのカウントが響く。初日、花道の坂あたりで歌っていた桜井さん。歌詞が飛んだのかあいまいに歌うところがありました。そこでさりげなく、でもちょっと急いで中央に戻り、さりげなく振り返って、さりげなく歌詞モニターをチェックされていました。
ここでJenさんが前に出てきます。桜井さんも「ありがとう!」とかいうのでもう終わりかと思いきや、花道ステージからはドラムセットが登場!もう1曲やります!Jenさんを先頭に花道を歩く一行。
今回は最初イリュージョンから始まり、テクノロジーを駆使して凝った感じでしたけど、最後はアナログで終わりたい。2日目は「股の間であたためたコーヒーみたいな、人肌の温もりを残して終わりたい」というような内容。
en3.空風の帰り道
ほんと人肌の温もりです。初日は「黙って手を振ろう」でCブロック以降の人がたくさん手を振っていて、Jenさんも笑顔でスティック持った手を素早く3往復くらい振っていてかわいかった。
アウトロで桜井さんが「バイバーイ、またね~♪」って歌うんだけどそれが良い。好きです。
曲が終わるとそこで一列になって礼。JenさんのTシャツの丈が短めなので、手をあげるとおなかが見える。おなかが、おへそが、ギャランドゥが。(笑)礼の間、左手はやはりピース。2日目は筋を違えかけたのか、礼の途中で急に前に伸ばしてグーパーやってました。
追い出しソングは「インマイタウン」。メインステージに戻って小林さんを紹介したあとサイドに挨拶へ。歩きながら時折頭を下げる田原さんが微笑ましい。(笑)2日目は左に行ってるとき、Jenさんがそれをいじってるようにも見えたけどどうだったのかな。
Jenさんはインマイタウンにあわせて飄々とした表情で、右左とステップを踏む紳士なダンスをしてくれました。特に初日はサイドでも中央でもたくさん踊ってて面白かった。「また会う日まで~♪」では両手をひろげてお腹を見せながら熱唱。去り際にはスタッフさんたちに紳士なダンスを見せながら退散。そのダンス中の表情が好き。(笑)