3250人を迎えた沖縄コンベンションセンター。この会場はちょっと独特な形でステージ正面にスタンド席はなし。両サイドに山形にスタンド席があります。そして歓声が天から降り注ぐように聞こえるらしい。(桜井氏談)
9年ぶりのMr.Childrenなうえツアー最終地ということもあり、場内は開演前からヒートアップ。歓声と手拍子がわき起こる。隣にいた沖縄県民の男性も9年ぶりのMr.Childrenを1月からずっと楽しみにしていたそうで、それがにじみ出るような表情にこちらも幸せな気分になりました。そして他県の者が贅沢に見に来てすみませんと頭を下げる。
ステージ
席に座ってからドラム位置チェックして、ステージ、会場を眺めているとふと気付く。六角形の窓がない!そうか、英哉ショーはカットか…残念。でもその時間分の何かをしてくれるのではないかという期待。
イリュージョンなし
暗転しオープニング映像が流れ始める。が、あちこちの隙間から光が差し込んで場内が明るい!ステージ上もよく見えるんだけど、桜井さんどうやって登場するんだろう…。JENさんはじめメンバーが登場し、位置につく。水晶やローブをまとった者たちは登場の気配なし。もうすぐ歌はじまるっというとこでローブを着た桜井さんが歩いて登場!イリュージョンはなしでした。
JENさんのお色直し
シャツはなしで、ラインストーンの入った黒7分袖Tシャツから始まりました。下はオレンジパンツです。
Surrender後に裏にはけて、おなじみ青のVネック7分袖にお色直し。
さらにfanfareの後の暗転中に生着替え!!青Vを脱いだあと手にしたのは、鮮やかなオレンジのVネックTシャツでした!(ユニクロのドライTシャツ500円だったりして。)上下ともにオレンジ。おしゃれ上級者です。元気いっぱい太陽神!ってことでしょうか。
アンコール後はリンゴのイラストが描かれた黒Tシャツ。
というわけで、大阪公演に引き続きお色直し3回でした。
音響
「LOVEはじめました」で桜井さんローブ脱いで動き始めたと思うのですが、ほんとに上から降ってくるような歓声と演奏とが入り乱れてグアングアンなってました。屋内プールみたいな響き?「NOT FOUND」あたりで落ち着いて聴きやすくなりました。耳慣れか、音響さんの凄腕か。
会場が特殊なので演奏する彼らもいろいろ大変だったんじゃないかなと思います。JENさんはスタッフに声かけることがいつもより多かったです。暗転中だけでなく、演奏中にも呼んで叩きながら指示したり、アイコンタクト、うなづいて合図したり。1度演奏中にあからさまに左手ぐいっと上げて指示してました。(体は気持ち後ろ向き)普通に考えると「ボリュームあげて」ってことかな。
大変そうだけどそういう真剣な姿はかっこいい。
じぇんさんのアドレナリン
いつも序盤はのっていく感じがするのですが、この日の「worlds end」から「NOT FOUND」への曲間のJENさんがすごかった。なんて表現したらいいのかわからないけど、アドレナリンが体中にみなぎる感じの動き。JENさんの高揚が手に取るようにわかりました。
あれから9年
最初のMCで桜井さんが「前回沖縄にきたのが9年前」てなことを言った後ろで、JENさんが目を見開いてコバタケ氏の方を向きながら「キューーーー年!?」「9年!?」そして前を向きながら「9年前!?」と非常に驚いておられました。(笑)
桜井さん
喉の調子はいまいちそうでした。「花言葉」はきついんですね。
「fanfare」の前だったかな?なんかやたらキメたポージングしてはりましたね。
あとどこかで「沖縄、愛してます!」て言ったような、、、。
ナカケー
白いポロシャツ着てた。
右手をくいっと
どの曲が覚えてないので意味のないレポートですが、JENさんが右手をクイッと素早くフックみたいな動きしたときがありました。あれなんだろう…。
メンバー紹介
音の司令塔、小林武史。前日が誕生日ということで会場からおめでとうの声。桜井さんが改めて「昨日54歳になりました!」と紹介。見てなかったけど、結んだ両手を顔の横あたりで振るという懐かしのアクションをとられていたそうです。(2日目のことかも)
続いてJENさん。桜井さんの「マグマの様に熱い感情と音圧の起伏」という紹介文の文節ごとに復唱しながら変顔で対応。「起伏」のとこでは片手で胸元に山をふたつ描く。おっぱいですね。(笑)
「そして何より顔で歌うドラマー、鈴木英哉!」水を口にふくんだJENさんが立ち上がり、渋顔で「ありがとうございます。」と言いながらおじぎ。容赦なく口から垂れ流される水!場内に悲鳴が響くなか、どんどんキモくなりながら「ありがとうございます」と頭を下げ続けるJENさん。「何やっても許されるキャラクター、いいよねぇ」と桜井さん。最後はかなりの崩壊ぶり。
そのあと黒タオルでスネアとペダル周辺にこぼれた水を丁寧に拭き取っていました。(笑)
田原さん
桜井さんを紹介するとき、ちょっと声が出にくかったみたい。
エネチャージ
タイミング忘れましたが、JENさんは沖縄でもエネルギーチャージされてました。ゼリー飲料をキュッと。
イミテーションの木
後半の「導火線が今シュッ♪」でブレイクするんだけど、JENさんもライド?シンバルを手で止めるのがかわいい。
pieces
照明が薄いピンクか紫っぽいのになるのですが、その影響でJENさんが全身ピンクに見える。林家ペー・パー子夫妻を思い出した。
hypnosis
このツアーを通して好きになった曲です。CD聴いてもサビ前とか左手を高く掲げるJENさんが目に浮かぶほどにしびれるシーンでした。そしてドラムが心に響く。
end of the day
「くる~きっとくる~♪」のところ、いつも眉間にシワ寄せて歌うJENさん。今回は最初だけでその後は歌ってるけど細芸やってるほどの余裕はなかったみたい。演奏重視!
そういえば間奏のとこでシンバル+バスドラを5発ジャン!ジャン!ジャン!ジャン!ジャン!(ジェンではない)と叩くのですが、ギター重視で見聴きしている友達がCDだとこれがなくて物足りないと言ってたので、一般の方にも強烈なインパクトを与えているプレイなのかもしれません。すごく荒っぽいけどジェンさんぽいですね。おそらく3月~4月の間にこう叩くようになったのかと。和歌山の時点ではこうなってたと自分でレポートに書いていたので。それまではシンバルをシャララ~とクレッシェンドしてたかな。
左手に何か違和感?
どの曲かあいまいなのですが、さくやさんのレポを参考にすると「end of the day」の時かもしれません。途中で左手を使わず、右手だけでハットとスネアを叩いてるときがありました。2小節くらいかな。私の位置からは左手が見えなかったのですが、このへんからアンコールまでリストバンドをはずしていたそうです。
終わりなき旅
アンコールで、これまでずっとやってきたけど今回はあえてはずした曲がある。ということでワンコーラスだけ桜井さんが弾き語りで歌います。JENさんも後ろでずっと歌ってたんだけど、その表情が渋すぎて惚れる、ぐっとくる。
天頂バス
JENさんが勢いよく上げた左手。スティックが頭上のマイクに当たる。ノールックで位置調整する。
最初の「揺れるぞ地に足を着けろ♪」のとこの揺れるJENさんが毎度かわいい。「己の直感」で右スティックで頭を指し、「交わした約束」で口を指す。「果たすまで」で胸に拳。ドラマティック英哉!
2回目以降の「天国行きの…♪」はハットを叩きながら左手を挙げます。4月か5月頃から「バスで行こうよ♪」「地に足を着けろ♪」のとこで左手を1と2.5拍目のタイミングで振るようになりました。(うまい説明がわかりません、すみません。)
「だから自分のせいと思わない♪」のところ、「だから自分」で振り上げた右手を寸止めするのが好き。そしてその手を「思わない」で横に振り、「とか言ってないでやってみな」から煽りだす流れ。ドラマティック英哉!
祈り~涙の軌道
「忘れないで 君に宿った光♪」の「光」で拳を胸に置くJENさん。
最後のあいさつ
紹介されるといつものようにショーガール的登場でキメておじぎ。
最後はhappy songの大合唱を促しながら武藤敬司的ポーズをきめる。(武藤敬司の場合はキツネの口を外側に向けて挙げるけど、JENさんの場合は正面向いたまま上げる。)
そんな感じで9年ぶりの沖縄初日が幕を閉じました。
(思いで写真とあとがきは2へつづく)