ねねさんよりお寄せいただいたmiss you東京公演のイラストライブレポートです。
17:20頃、会場入り口のドアがオープンとなり、入り口前に並び固まっていたお客さんが、ロビーに移動を開始する。ロビーは広く、ロビー内に入場受付のゲートが10口以上並んでいる。適当にそのうちの一つのゲートの列に並ぶ。ゲートでの列は6人程度。
番が回ってきたら、係員へ身分証明書を手渡し、QRコードリーダーに当日の朝10時に配布されていた電子チケット、スマホ本体に保存していたQRコード付きの画像をかざす。
係員の手元で小さなレシート紙が印刷され、身分証明書との照合のあとに手渡される。
ここで座席が判明する。
開場のドアが開くまで、数分待つ間に、座席位置の確認をする。私の座席は、1階のほぼ真ん中、少し上手寄り、なかけー側。前後を分ける通路の後ろ4列目、左右5ブロックの上手側2ブロック目。
開場。
ホールAは空間が広い。天井高く、左右もゆったりしている。1階から2階の座席や観客が見えない。
ライブ会場や武道館のような一体感を感じる会場とは異なり、またアリーナやドームのような空間サイズなのだけど、全体的に優雅、座って鑑賞する空気を醸し出す。
ステージ空間が、前面の2/3ほどの大きさで、左右の座席は斜めにステージを観る配置となっており、ステージを囲うような造りになっている。
1階の最前列まで行ってみるが、1列目とステージの間も余裕を感じ、おそらく2階席も2階床の前面から座席まで余裕があるのでは、と推測される。
ステージの高さが低く感じる。この低さで1列目の座席だったら、距離感近すぎて音楽聞くどころではないのでは…と想像してみる。
今回のツアーでは開演前は写真撮影OKということなので、皆、ステージ前で撮影をしている。 通路でもステージを背景にツアータオルをかかげながら撮り合っている。
にぎやか、わくわく。
テンション高いというよりは、
うふふっ、うふふっ、という感じ。
客入れ中。
ステージには、楽器と一本の木が上手に配置されている。
ステージの明かりが変化していく。
ブルー⇒赤く⇒暗く⇒濃紺に。
星が煌めき始め、星いっぱいになる。
上手奥の天井からクリアなスポットが細く刺さり、また、薄青になりつつ、下から赤く変化していく。夜明け感。
夜明けから深夜まで約30分、1時間の客入れ時間で、2昼夜を過ごすことになった。
開演直前に場内アナウンスが流れる。
『館内での喫煙、客席内でのお食事は~…』
『録音・録画・写真撮影携は~…』
いつものざわつきの中で、ほとんどアナウンスは聞こえない。
最後のアナウンスで、いつになく会場が静かになり、みんな耳を傾けている雰囲気になる。
『本館は免震構造になっております。万が一、地震や火災が発生した際には~……』
年始の能登地震、羽田の事故火災のニュースから日も浅く、神妙な気持ちと「万が一」を考えてしまうのか。
たぶん、このアナウンスが、ちょっと会場の空気をかえちゃったのかな、と思ったり。
客電が落ち、ステージの明かりが変わる。下手の斜め上からオレンジの明かり。
そしてメンバーが登場する。
客席は一斉に拍手!拍手!
立ち上がる人はいない。
●Birthday
最初、JEN、うなりあげる。
●青いリンゴ
イントロから、頭上で手拍子
スティックで天差し。
スティックを頭上に上げて、くるくる回してりんごをむく動き
●名もなき詩
ここでも頭上で手拍子
●桜井さんMC
「明けましておめでとうございます。とはいっても、新年早々~」
と起きたことに触れ
「いろんなこと引き連れて、全部抱えて盛り上がりましょう!」
「アルバム miss you 聞いてくれた人~?」
という問いかけに、客席から手が上がる。
「アルバム 聞いてない人~?」
で、数人上がりかけて
「あ!上げないで!上げないでいいから!」
と慌てて笑いながら止める。
尾崎豊さんが好きだった「15の夜」から作りました、みたいな紹介。
●Fifty's map
1番と2番の間で、ドン、ズドドドンとJENのソロっぽい感じ。重い音のソロ。 他の音はなく、スポットがJENだけを刺す。
2番の後、「どこにも逃げれない過去にも未来にも」では桜井さんのボーカルとJENのドラムだけ。
スクリーンには、都会の風景、夜
ドライブ(バイク?)視点で都心の道を走る立体交差の道路
最後、JENの掛け声でしめる。 終始、ジェンのドラムがいっぱいで格好良かった。
●口がすべって
ピアノ、サックス、ドラムが効いている。ジャジーーな感じ。
カッコよかった。
好きなアレンジ。
スクリーンに、左右から横顔、左右の人が言い争っているイメージ。ピストルや、拡声器を持っている。
●常套句
いつのまにか木がなくなっていた。
●桜井さんMC
Miss youの曲が続きます。ゆっくりじっくり聞いてください、みたいなMC
●Are you sleeping well without me?
イントロから、打ち込みでなく生ドラム。桜井さんとサニーさんと3人で。ドラムをたたく姿が格好いい。
●LOST
ここでも手拍子うながす。
叩いている姿が、シルエットだけど、すぐそばにいるみたいに浮き上がって見えてきた。
スクリーンでは、左右に枝の絵
●アート=神の見えざる手
「LOST」と「アート」はちょっと唐突に始まる感じだった。
●雨の日のパレード
アルバムでは印象は薄かったけど、ライブでは「すごく好き~」と思った。 甘~い気分になった。よかった。
●Party is over
桜井さんと田原さんのアコギ2本
●We have no time
サックスのソロの前、手を頭上で叩く。むっちゃやってた。リズムをとってた。
●ケモノミチ
2番の前「ドド ドドド」の後から入る。(アルバムではストリングスのところ)
間奏、ちょっとうねってた。
「君にラブソングを送ろう」のあとずっと「ダダダ トン」叩き続ける。
●声
イェーイのコール&レスポンス
お客さんが、いまいちレスポンスをつかめず、周りの様子を見ながら声を出してた。
戸惑いながら笑いながら、みたいな感じになっていたので、桜井さんが、生声に切り替えようとマイクを離し始めると、コールの時も、声上げなきゃ、みたいになってちょっとグダグダに(笑)
でも、雰囲気は悪くなくて初心者ぽくて可愛かった。桜井さんたちもニコニコしてたし。最後は桜井さんのマイクなしの生声でしめる。
●Your song
冒頭の「ワン、ツー!」ジェンの生声!叫ぶ。
ここで暗転のまま客電もつかず、お客さんも戸惑う。このままアンコール?となって、みんなでアンコールの手拍子が鳴り響く。
と、ステージに明かり点く。
桜井さんの上手後ろあたり、ドラムの前にキーボードがセッティングされている。
●桜井さんMC
新年1発目なので特別なことをしようと思います。特別な曲をスペシャルゲストをお呼びして演りたい思います。アルバム「miss you」で2曲、協力してくれました。
3分の曲なのだけど、弾いてもらったら、もっと(深い?厚みのある?言葉は失念しました)素敵な曲になりました。
deja-vu 小谷美紗子さん
●deja-vu
Guest:小谷美紗子さん
●おはよう
Guest:小谷美紗子さん
2曲とも、余韻と温もりが凄かった。素晴らしかった。コーラスもされて、歌声がとっても綺麗で可愛らしかった。
「おはよう」の「駅前には自転車の置ける場所が~」はメインは小谷さんが歌っていて、綺麗で素敵だった。桜井さんは口笛を吹いていた。
退場されるときに、桜井さんが再度お名前を呼んで紹介したら、小谷さんがすかさず(間髪入れず)「Mr.Children!」と紹介し返して、ちょっと面白くて、会場からも笑いが出ていた。
本編終了でメンバーも退場。
ジェンは、階段を下りる風にしゃがんでいき、物陰に姿が見えなくなって、あれ?そのまま退場した?と思ったら、間を置いてピンスポットが当たり、すっくと立ち上がるジェン。
場内に笑い。
アンコール
●優しい歌
桜井さんとSUNNYさん
本編は、全員、黒と白の衣装。アンコールで、桜井さんは黄色ジャケット?オレンジ?辛子色かも。唯一の色ものだったので記憶に残りました。
ミスチルを代表してやりたいです、とサニーさんと二人での演奏。
●メンバー紹介
田原さん
新しい年になりましたけど、よろしくお願いします。
ファンクラブのラジオの話。感謝している。
JEN
ウェザーニュースを見たら雪って2度見た。みなさん、来るとき雪ふってた?
客)降ってた~
声聞かせて「ウィっす!」
1階、2階、男子、女子、とやってました。最初は「ダメダメ、そんなんじゃ熊本に負けるよ~」とけしかけてました。
途中でお客さんから「雪やんだ~」とか声かけられてたけど、「それはおいといて!」とバッサリ切ってた。
なかけー
新年の挨拶だけで終わらそうとして、会場から、えぇ~って声が上がり、
田原さんから「あぁ、東京だから食事ないもんね」「地方では、食べたものを話していたから」と説明があり、この後、メンバーがグダグダ話していたけど、あまり聞こえず。
結局「焼き芋食べました!」と話すが、桜井さん?が「あれは茨木のだよ!」と。
女性のお客さんから「大好き~!」と声をかけられ、あっさり「ありがとう。たのしくやりました」と返事して、会場が笑い、「なんでわらってるの?」と不思議そうに終わる。
桜井さん
新年一発目だから硬かった。お客さんたちもだけど、僕らも。でも、盛り上がって、一体感ある。
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桜井さんの言っていた「硬い」だけども、「硬い」のかわからないけど、無茶苦茶盛り上がってテンション上がってはしゃぐ、という感じではなかったかな。
メンバー紹介でも、メンバーの名前を叫んでいる人が少なかったし、ジェンについては一人も声が上がらなかったの、ひっさしぶりでした。 一生懸命拍手をして讃える、という反応で、クラッシックのコンサートのようだな、と思いました。
メンバー登場時も声は上がらず、1曲目が始まってもスタンディングせず、で、さすがに1曲目の途中から、左右から少しずつ立ち上がってきて、ほっとした。
新年一発目だからなのか、新年早々に起きた災害や事故から一発目だったせいか、はたまた立派な会場の雰囲気なのか。
レポを書いて、直前のアナウンスが少し冷や水になったな、というのもあるのかもとも思った。
それから、年齢層が高かった!
車いすの人も何人もいらして、車いすエリアにも複数の方がいたけど、普通の席(通路はさんだ1列目)まで車椅子で、席に移って座られてたり、真ん中あたりで杖をお持ちの方も多かった。そんな雰囲気もあるのかなぁ。
私の席の周りも中年と男性が多くて(笑) 右は10代男子と50代の父、左は40代男子、その奥は20代男子と50代女子、後ろ左側は30~40代男子の2人連れ、後ろ右側は40~50代男女のカップル、 みたいな。。。でも、まぁ、そうか、そんな年齢か、みんな、と思っていました。(笑)
それでも、楽しかったのですよ!!
演奏は素晴らしかったし、アルバムを聞きなおそうと思ったし、とにかく!ジェンは!格好良かったのですよ~~~!!!
あっという間の2時間半でした。もっときゃぁ~きゃぁ~言いたかったな~、と思いつつ、2024年、新年早々素敵なライブに参加させてもらい、私は個人的に、良い一年になりそうです!!
Special thanks to ねねさん
2024.1.21