個人的には1年9ヶ月ぶりの生Mr.Children。5月10日ということで会場にはなんとなくお祝いモードが漂っている。BGMは小さすぎて聞こえないけどソウルバラードのような落ち着いた感じ。アレサフランクリンかなぁ…聞こえない。ドラム位置等チェックし終えてボーッとしているとサウンドチェックが始まる。このドラムの音を聴いたとき「あぁ、じぇんさんのドラムセット!」と体にじんわりしみるものがあった。海外から日本に帰ってきたときのようなあれ。嬉しいなぁ。映画見たんですもの。聴きたい曲は山のようにありますよ、アタシらの場合は。期待が強すぎる…。
オープニングのアニメーションが流れ始める。ドラム周辺に集中していたので詳しくはわかりません…。ただ、ジェットコースターのシーンがあるので前回の英哉ショーを思い出して和むことができます。電車に乗る女子が現れたところでそろそろ感が。行き先枠には「日常」と書かれている。映画のオープニング曲REFLECTIONが流れてスモークがステージを覆い幕となる。彼らが出てきたのか拍手が起こる。スモーク上に「REFLECTION」の文字が現れ大喝采。演奏が始まる。Jenさんのドラム!!が、しばらくはスモーク上に演奏する彼らの影が映るだけで姿は見えず。この影も映像という噂をあとで聞いた。スモークが消える。はじけるような音とMr.Childrenの登場に場内歓喜、しばし記憶が飛ぶ。
1.fantasy
とりあえず見た目を。ドラムセットはTAMAのレインボーセットにコパースネア。ハイハットの向こう側には赤いタンバリンもある。映画と違うのは3タムが2タムになっていました。左手にはいつものとおりiPad、ヒョウ柄バッグに入れた予備スティック、黒いタオル等を配備。
Jenさんは黒クルーネック長袖Tシャツ?にダークグレーのパンツ、剣冠ペンダント、両手首に黒リストバンド。靴も黒いのに変更。アキレスあたりにスタッズが付いてたような…。(足首から下全体に丸いスタッズが付いていたそうです。)おでこの出さないきれいなもじゃ髪、髭。1曲目終わって早速スネア交換。
2.ロックンロールは生きている
ポップザウルス2012を思い出す♪あの時はイントロの桜井さん弾き語り状態の時、観客にワァ〜!となってほしいんじゃないかなと思っていたけど、シーンと聴き入ってたんですよね。桜井和寿ひとり身悶え状態で。静寂を突き破る度胸なくてすみません。(4.29福岡では歓声あがって熱かった)そのリベンジかしらと思うのは考え過ぎかもしれませんが。2曲目という流れもあって頭から盛り上がっていました。
4人とサニーさんという体制になったからか何か違う感じがする。ドラムもこんなに叩いてたっけという場面もちらほら。間奏のところはどうするのかな〜とわくわくしていたら会場が頭上手拍子を始めるタイミングなためJenさんが見えづらくなる。大事な時に!!必死こいてなんとか見るとモリモリやってました♪ あと全体的にやや受け口。
Jenさんのドラムが響く。ドンタタッドタン♪ドンタタッドタン♪ スクリーンに大きなJenさん!「Yeaaaaah!!!!! Yeaaaaah!!!!!」はっ!この声はJenさん!?まさかのJenさんが雄叫びを!?
「じゅんびはいいかーい?じゅんびはいいかぁーーーい?」
「ひぃろぉしぃま〜!ひぃーろぉーしぃ、まぁぁぁ〜!!!」
全国のJenファンが震えた、鈴木英哉の煽りソロ。(笑)Jenさんの中では比較的低めに鳴らした男らしい声だが、全体的に1音ずつゆっくり言うのでかわいさしかない。「いぃくぞぉぉぉ〜!!!」「ワーン!…ツー!…ワーン、ツー!ワンツー!」
3.旅人
先程の煽りが効いて曲に集中できない。(笑)途中で映画でのJenさんコーラスを思い出し気をつけたけど「たびびとぉ!」て言ってました?記憶が…(笑)途中ちがうところで雄叫びは聞こえました。
4.fanfare
演奏細かいところ特に記憶なし。今回はちょうどJenさんの右前にナカケイさんという良アングルから見ていたのですが、ナカケイさんがやたらかっこいい。ベースの弾き姿は毎度のことですが、髪型と黒いジャケットが一層男前にしていました。このリズム隊最高やなと改めて思う。
MC
アルバム発売までやっと1ヶ月をきった。ときには視覚、聴覚で、五感全部つかって楽しんでくださいというような話。
5.Melody
Jenさん、左のスタッフに合図を送って始まる。
6.FIGHT CLUB
あぁ、ついに映画でしか聞いたことのない曲が!当たり前だけどアリーナで聞くとまたちょっと違いますね。イントロの田原さんちょっと見たかったけど見えず…。曲的にドラムも繊細で軽やかな感じがする。Aメロあたりはハイハットワークがちょっと楽しい。後半になってスネアが聞こえづらい気がしてきた。最後に桜井さんが「マイフレ〜ンド♪」みたいなことを叫ぶ。そのあとJenさんも何か叫びながらシンバル叩いてる様子なんだけど、私の口唇術では「プワァ〜〜〜!!!」と言ってるようにしか見えなかった。(笑)あ、フレンドって言ってたのかなぁ…。
7.斜陽
引き続きスネアが聞こえにくい。そんな主張すべきスネアじゃないことはわかってるけど、Jenさんあんな顔してあんなに叩いてるのにアタックが感じられないのがちょっと切ない…。双眼鏡で見たら茶色っぽいスネアだった。
(追記:BDで確認するとフォニックでした)
8.I Can Make It
Jenさんのカウントで始まったかな?スネアがコパーに変わってガツンとくる♪これ以降も取り替えはしてたけど切なくなることはありませんでした。最後曲終わってから弾みでスネアを1打リムショットした時があったのだけどここかなぁ。曖昧…
MC
ここでだったか1回Jenさんがいなくなり、しばらくして服を着替えて戻ってくる。黒の開襟シャツでした。長袖シャツ、腕まくり萌えJenファンへのサービスでしょうか。桜井さんがしゃべってる間にへそステージでは機材の設置がテキパキと進行中。ドラムセットはSONORです。VATERのピンクバッグは健在。
というわけでJenさん前に出てきてへそステージに移動します。くの字のスロープを渡る時はモデルの血が騒ぐJenさん。しなりしなりと歩く途中で止まってポーズ、中央に着くまで3〜4回ポーズをきめながら、俺なりのモデルを演じられておりました。(笑)中央に辿り着いてJenさんから見て右の方へ、前方へと投げキッスをお見舞い。なぜ左側には投げてくれぬ。他のメンバーにはスロープを指して「これランウェイ、ランウェイ」とモデルの真似をしていたと説明するようなことを笑顔で話していました。そしてドラムの準備しながらも「Jenさん!」の声援に振り向く大サービス。メインステージでは青かった給水ボトルが赤い。情報によると立体的な赤いくちびるが付いていたそうです。型取りしたのであればください。
ここから長めのMC。たまたま今日来た人、たまたま彼氏がファンで自分は興味ないけど来た人、ここまで「この曲知らなーい」「歌詞わかんなーい」というような人にもきっと知ってもらえてるであろう曲をする。今日は桜井さんが全部歌うバージョンと、お客さんが1番まるごと歌うバージョンがある。どちらにするかはイントロ中に決める。1番歌いたい人は手を挙げて、それが過半数に達すればお客さんが歌うバージョンにする。後ろで野鳥の会がカウントしてます。というような話。こちらでは英哉鳥の会がJenさんを観察しております。
(2へつづく)