この「シフクノオト」のツアーには参加できないはずだった。この運命を変えてくれたのは、Shinobuさんとひかるさんである。 沖縄へ誘っていただき、心から感謝しております。ありがとう!!
私はTammyさんとご一緒することになりました。チケットの整理番号はAブロックの361番。並んで開場を待っている間、二人はドキドキしていた。ちょっと先の芝生にはテントが張っていて、あの中にミスチルがいるんじゃないかという哀れな期待を持たせてくれた。入り口が風でひるがえると、二人して目を凝らす。ま、いるわけないんですけど。
ところで、今回のライブにどのようなスタイルで臨んだかを一応お伝えしておきましょう。以前からオリジナルTシャツを着ることは決めていました。実際、制作にとりかかったのは出発の前日。Tシャツを探すことから始まった。ユニクロやらあちこち行ってみたが、白のTシャツがどこにもない。あってもメンズで大きすぎる。早くもひとつめの壁が立ちはだかる。無印で7分丈のTシャツを買いはしたが、結局、家にあったポロシャツとキャミを使うことにした。
帰宅してからロゴ制作にとりかかる。諸事情のため、かけれた時間は30分。まぁこんなもんかの出来具合だ。そうして出来上がった紺色のポロシャツの胸には、かっくいいJENのロゴマークが!ドロップぐらいの小さなワンポイントマークです。
目立たず控えめに、されど燃ゆる情熱の証。
そんなん着てました。あまり目立ちたくはないので。ちなみに腕には、亀山さん(元阪神タイガース00番)の赤いリストバンドを。だけど残念なことに、こんな格好をしててもカッパ着ちゃってるからなぁ・・・。
ここで私はすごいものを発見。名づけて鈴木英哉カップル!!彼氏の白Tには「鈴木」、彼女の白Tには「英哉」の文字が!しかも右手に黒、左手に赤のリストバンドをしている。おおぉぉぉぉぉぉぉーーーー!!!!!!
今にも声をかけてしまいそうだったが、残念ながら2人は反対方向へ去っていってしまった。うーん、気になるなぁ。今回のMVPです。好感の持てるカップルでした。
17時開場。Sブロックから順に入って行く。私たちの列も動き始めた。丘(?)を登ったところには3つのゲートがある。沖縄ライブは、整理番号順に入ったら、あとはブロック内ならどこでも自由に座っていいというシステムになっている。つまり、早い者勝ちだ。なので、ゲートをくぐるとみんなダッシュ!
Tammyさんが言った。 「参加賞あるよ。どこ行く?」
え、参加賞!?この沖縄にはそんなスペシャルな物があるのか!しかも3つのゲートでそれぞれ違う物が!これは非常に重大な選択となる。結局、一番手前の列に我々は並んだ。
チケットを見せ、白いリストバンドをされ、荷物チェックを受け(覗かれただけ)、チラシ類を受け取る。ここからダッシュだ!あ、でもTammyさんはどこ?振り返り、姿を確認すると今度こそダッシュ!
右手には木々、左手には白いテントが並ぶ。小走りながらも横目でちらっと見てみたが、おはぎや団子売ってた?そういやビール売ってるって言ってたな。あと「カッパ」と書かれた紙もある。
↑参照図
通路を抜けると、いつかみたことのある柵にあたる。今回はちゃんと開いてる。これを過ぎたら席をゲットだ!と思ったら、渋滞。スタンドへと続くゲートがまだ封鎖されていたのだ。人はどんどんたまっていく。こんな整理方法でいいんやろか・・・。しばし待機。
ゲートが開かれた!みんな我先にと前へ真ん中へと走って行く。私の狙っていた場所は真ん中左寄りの端の席だ。しかし気づけば右よりの端にいた。あら~、これじゃJENさんのお顔がクラッシュで隠れるね。
左側の前の方に、ひかる&Shinobuペアの姿を確認する。腰を下ろし、一息ついた時にふと思い出した。あれ、ところで参加賞って何だったんだろう・・・。Tammyさんに聞いてみたら「えっ?」と謎な表情。ん、どういうことだ。参加賞、さんかしょう、さんかしょー…あっ!( ̄□ ̄;)
Tammyさんは、あの時こう言ったのだ!
「3箇所あるよ。」
「・・・。」
空はどんよりと曇っている。ほら来た!ざあざあ降りの雨です。Tammyさんと二人、身をかがめて雨がやむのを祈る。しばらくして雨がおさまる。空には雲の切れ間も見えた。周りを見渡す。会場で傘をさすことは禁止されているのだが、さしてる人がけっこういる。係員が注意をしている。
「傘を広げるよりも、あの雲の切れ間を広げることを考えようよ。
-みすちび&Tammy-」
開演間近にCブロックのなほたん&とうがらしペアの姿を確認。テンション高そう。
↑参照図。赤がTammy&みすちびペアです。
ここでちょっと残念な話。遅くに入ってきた人が一番前まで降りてきて、通路に座っていたのだ。もちろん周りからは非難の目で見られていた。係員がやってきて注意しても、1度去ってまた戻ってくる。何度もしつこく戻ってくる。階段の上に待機し、前に行く機会をうかがっている。横と後ろの人たちが「ほんっとずうずうしいよねぇ!」と意気投合し、体を張ってブロックする作戦をたてていた。(笑)
前で見たい気持ちはわかります。でも、我慢しましょう。ズルをしないで楽しむことが、ミスターチルドレンに対する敬意にもなると思います。
さて、席に着くまでを長々と書いてしまいました。この調子だと本編はすごいぞぉ!と期待されているみなさん、ライブ中は感情的になっているため細かいことなど覚えてません。1曲目が何だったかも忘れていたぐらいですから!あしからず。